春の花『ムスカリ』を超簡単でおしゃれに水耕栽培のススメ
こんにちは!吉祥寺で一番お花好きな花屋「花心」の三枝です(`・ω・´)
いよいよ三月に突入しました。あと3週間もすると桜の開花も始まるんでしょうね~
育てやすい水耕栽培と言えばムスカリが一番!
同じ時期に咲くチューリップやヒヤシンスも
ムスカリ同様球根植物です。
1月すぎると球根から根と芽が出た
水耕栽培がお花屋さんで
よく見かけるようになりますね。
ムスカリは耐寒性があり増えやすく
育てやすいのも特徴。
球根が水につかって腐ったり
ブヨブヨになりにくいから、
あまり気をつかわなくてもOK!( ´艸`)
きれいにならんで
小さい房状に密集して花が付き、
とっても可憐でかわいい花です。
ムスカリにストレスを?冷蔵庫で休眠打破がいい根がでるコツ
球根状態で買ってきて
水耕栽培用に発芽を
促すには冷蔵庫に入れるのがコツです。
なぜ冷蔵庫にいれなくてはいけないのか??
いわゆるストレスを与えるんです。
僕、大学で植物の休眠打破の
研究もしていたんですけど、
これには植物ホルモンが関係するんですね。
根を出したくないというホルモンと、
促進するほうのホルモンの
バランスが一定期間の寒さを
必要としているんです。
封筒などに入れて1か月くらい冷蔵庫に入れ、
寒さにさらしてあげましょう。
根のでかたが全然違いますよ!
最初から芽や葉が出ている状態のものを
買ってきた場合は、冷蔵庫に入れる必要ありませんからね!
おしゃれな器に飾って育てよう!
芽と根が出たムスカリを、
おしゃれに飾る僕のおススメは
ガラスの器を使う方法です。
僕はかき氷の器を使っています。
そのまま水など薄く入れてのせると、
コテンっと倒れてしまうので、
それを留めるためにミズゴケが
丁度いいんですね~
使い方は超簡単。
ミズゴケを濡らし、
器にムスカリを置いてから
根に巻きつけるように留めてあげるだけ!
ヒヤシンスなどと違い、
ムスカリは球根が水につかっても
腐ったりベロベロになったりしにくく強いと
先に書きましたが、その水の強さを
使ってミズゴケを用いているのです。
親球根からポコっと出ている子供というか
分球も、ミズゴケで上部分を巻くと
あたかも新しい芽が出ているように
見えちゃいます。
他にもいろんな器で自由に育てて飾るおススメの方法
100均でも手に入る
ハイドロカルチャーを使うのも
かわいいですよ。
深めの器に水を入れ、
球根を浮かした状態でポロポロポロっと
ハイドロカルチャーを入れると
球根が立った状態で固定されます。
あとはフラスコ状の入れ物があると、
球根は濡れずに根だけ水につかることが
できる器もいいですね。
高さも出せるし、根っこは水に
しっかりつかっているという
育て方はおすすめです。
お庭で育ったムスカリを水耕栽培にするときの注意!
お庭で育てている方も多いかと
おもいますが、根を出したムスカリを
よし、今年は水耕栽培で花を咲かせるぞ!
と思っても、そう簡単にはいきません。
土の中で育った根と、
もともと球根のうちから水耕栽培で
根が出たモノでは同じ根っこでも
ちょっと違ってくるのです。
土に植わっている状態のものを
水耕にするのは実は難しいのです。
もし土に植わっているものを
水栽培で育てたい場合は、
今年花が終わってから、
初夏に球根を掘り出し陰干しし、
11月あたりの根が出る前の状態から
水耕栽培としてトライしてみてくださいね。
動画だとより分かりやすいとおもいますので、
お時間のある時にこちらもどうぞ↓
ぜひ試してみてください!
それではまた
花心(hanagokoro)
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